海外在住の方が相続人の場合の手続きは？

今日、スイスから封書が届きました。

海外在住の相続人の方からです。

このように、海外在住の方が相続人になるケースが時々あります。
国際結婚や海外赴任などですね。

海外に在住の場合、
住民登録はありませんから
住民票も印鑑証明書もありません。

遺産分割協議書には実印の押印と
印鑑証明書の添付が必要ですが、
海外在住の方の印鑑証明書は
ありません。
この場合にはどうすればよいのでしょうか。

必要書類を解説します

印鑑証明書には
現住所と本人が署名した事を証明する機能があります。

これと同じ機能を果たすのが
在留証明書とサイン証明書のセットです。
在留証明書は現住所を証明します。
サイン証明は拇印とサインが本人によるものである事を証明します。

海外在住者の遺産分割協議書には
在留証明書とサイン証明書を添付すればよいのです。

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